ブラッディロアのあらすじ|全作ストーリーをネタバレ段階式で
ネタバレは折りたたみにしてあります。気になるところまで、好きな深さで思い出してください。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- 物語の土台は、動物の姿に変身できる「獣人」と、獣人を兵器にしようとした巨大企業タイロン社の対立
- 初代は父を追うユーゴとタイロン社、2 は獣人解放戦線、3 は獣人に現れる紋章をめぐる事件が軸になる
- extreme は獣人王国で開かれる格闘トーナメントが舞台の、外伝的な一作
- 4 は 3 の事件から約1年後で、大地の意思「ガイア」と封印された「竜」が絡む
- 結末とラスボスは折りたたみ内にまとめてあり、読むかどうかを選べる
「獣人」って、結局どういう設定だったっけ
対戦格闘ゲームは、ストーリーモードを飛ばしてひたすら対戦、という遊び方も多かったと思います。でも、キャラクター選択の画面で見かけた名前や、エンディングで流れた短い場面は、なぜか頭の隅に残っているものです。
ぜんぶ思い出せなくても大丈夫。気になるところから読んでね。
このページは、ネタバレなしの世界観から始めて、作品ごとの物語、そして結末へと少しずつ進む構成にしています。結末や黒幕の話は、すべて折りたたみの中に入れてあります。
ネタバレなしで知る世界観
物語の前提は、人間の中に、動物の姿に変身できる「獣人(ゾアンスロープ)」がいる、ということです。英語版の初代の資料には、人類が地球を傷つけた結果、地球の意思である「ガイア」が人間の遺伝子に変身の引き金を仕込んだ、という説明があります。獣人の力の根源を、ガイアに求める発想です。
その力に目をつけたのが、巨大企業のタイロン社でした。獣人を兵器にしようとして、非人道的な実験を重ねていたとされます。シリーズは、この企業の崩壊と、その後に残された混乱を軸に広がっていきます。
作品ごとの舞台を、ネタバレなしで並べると次のとおりです。
| 作品 | 物語のあらすじ(ネタバレなし) |
|---|---|
| 初代 | 行方不明の父を追うユーゴが、タイロン社と対立する |
| 2 | 獣人の権利を掲げる組織「獣人解放戦線(ZLF)」が現れる |
| 3 | 獣人の体に、輝く「紋章」が浮かび上がる事件が起きる |
| extreme | 獣人王国で、格闘トーナメントが開かれる |
| 4 | 3 の事件の約1年後、ガイアと「竜」をめぐる異変が起こる |
初代から3までは時間がつながっていて、ユーゴが人間と獣人の共存を目指す立場へ変わっていく流れが見えます。extreme は外伝的な位置づけで、雰囲気が前作までと少し異なると言われます。
作品ごとの物語を、もう一歩だけ
ここからは、各作品の中盤までの話です。結末までは触れません。
初代:父の行方と、タイロン社
ユーゴは、行方不明になった父・勇二の消息を追ううちに、タイロン社と対立します。傭兵のガドウは、ユーゴの父の戦友として協力します。ほかにも、人造獣人にされた過去を持つアリスなど、それぞれの事情を抱えたキャラクターが、タイロン社の周りに集まっていきます。
2:獣人解放戦線の台頭
舞台は、タイロン社の崩壊から5年後とされます。獣人の存在はすでに世間に知られ、人間との間には偏見と恐怖が広がっています。そこに現れたのが、獣人の権利をうたう獣人解放戦線ですが、実態は獣人優位を唱えるテロ組織でした。ユーゴはカケルを連れ去られ、マーベルは行方不明の養父を疑って挑みます。ウリコは母を連れ去られ、ロンに弟子入りして救出に向かいます。
3:紋章と「千の獣の石板」
ユーゴは、人間と獣人の共存を目指すNGO「WOC(World of Co-Existence)」のリーダーになっています。獣人の体に現れる紋章は、強い力を与える代わりに、命を危険にさらします。原因を探るうちに、封印された「千の獣の石板」という存在が浮かび上がります。ユーゴやアリスにも紋章が現れ、事態は他人事ではなくなります。
extreme:獣人王国のトーナメント
賞金目当て、国の招待、乱入者など、さまざまな理由で獣人が集まります。王位継承者のクロノスは、自分の出自を知るために出場します。クロノスの守役ガネーシャや、幼なじみのマーベルなど、それぞれに出場の理由があります。漫画『ブラッディロア ザ・ファング』の主人公ファングが、ゲストとして参戦するのもこの作品です。
4:竜とガイア
3 の紋章事件から約1年。事件の原因は石の封印とされたものの、獣人の暴走や騒乱はむしろ増えています。シオンに刺されて瀕死になった凪は、ガイアの力を宿して獣化に目覚め、自分の力の秘密を探してシオンを追います。東京近郊では、地震や昏睡といった異変が続き、その鍵を握るのが、竜を宿すリョウホウでした。
結末まで知りたい人へ
ここから先は、各作品の結末にあたる内容です。読みたい作品だけ開いてください。
⚠ 初代の結末を開く
タイロン社の秘密兵器として洗脳され、人造獣人「ワーキマイラ」に改造されたのがウリコでした。ユーゴ、ガドウ、アリス、ウリコの母ミツコが力を合わせて、ウリコの正気を取り戻します。終幕では、ガドウがタイロン本社を壊滅させ、実験と獣人の存在を世界に公開します。ユーゴはタイロン崩壊の際に、のちのバクリュウ(カケル)を引き取ったとされます。
⚠ 2の結末を開く
獣人解放戦線の首領シェンロンは、ロンのDNAから作られたクローンでした。作ったのはタイロン社の元研究員ブスジマで、シェンロンもブスジマに利用されていたのです。出生を知って錯乱したシェンロンは、ロンと対決して姿を消し、解放戦線は解散します。ブスジマは逃走しますが、キャラクターのエンディングによっては袋叩きにされる描写もあります。終幕では、ユーゴたちが人間との共存の道を探る新たな動きを担います。
⚠ 3の結末を開く
黒幕は、悪意に満ちた獣人シオンです。シオンは石板の封印を解き、悪魔的な存在「生まれ得ざるもの」の力を復活させて、紋章を持つ獣人を絶滅させようとします。戦いの末にユーゴが石板を破壊し、紋章は消えます。シオンは自分が「生まれ得ざるもの」に取り憑かれていたと悟り、支配を振りほどきます。ただし、キャラクター別のエンディングには、シオンが勝って異次元の扉が開く、という筋のものもあります。そのため、公式の結末をひとつに決めるのは難しいと言われます。
⚠ extremeの結末を開く
最後に立ちはだかるのは、王位継承者のクロノスです。エンディングはキャラクターごとに分かれていて、たとえばシオンは王国の研究を止めに入り、ロンと対話します。スタンは王国の研究員に蘇生され、量産獣人計画のデータ取りに使われますが、記憶を取り戻して王国に反旗を翻す、という筋です。
⚠ 4の結末を開く
竜が覚醒した地下神殿で、マナの力を借りたリョウホウは自分の獣化に打ち勝ちます。そこへユーゴが加勢し、最後はシオンと凪が互いに力を合わせて「生まれ得ざるもの」を打ち砕く、という筋が知られています。ただし、結末は資料によって細部が異なります。エンディングが分岐するため、多くのキャラクターでは竜が再び封印されますが、凪の結末ではシオンとともに「生まれ得ざるもの」を倒し、レイジの結末ではリョウホウと竜が倒れる、といった違いがあります。
全部は覚えていなかった、でいいんです
エンディングだけ妙に覚えてる
物語の細部はあやふやなのに、エンディングで流れた一枚絵や、ユーゴの背中だけは覚えている。そんな人も少なくないはずです。紙芝居形式のストーリーモードが加わった2のPS版や、キャラクターごとに結末が分かれるつくりは、友達と見比べて盛り上がる素材でもありました。
登場人物の素性が気になったら キャラクター一覧 へ、言葉の意味が気になったら 用語集 へどうぞ。作品ごとの基本情報は 作品別ガイド にあります。
よくある質問
ブラッディロアの主人公は誰ですか?
シリーズを通した中心人物は、オオカミの獣人ユーゴ(大神勇吾)です。ただし各作品ではキャラクターごとに物語があり、アリスやロンなど複数の視点で進みます。
ブラッディロアのタイロン社とは何ですか?
獣人を兵器にしようと実験を重ねていた巨大企業です。初代の物語の中心で、崩壊後も元研究員や関連部門が後の作品に影響を残します。
ブラッディロア4のエンディングはひとつですか?
ひとつには決まっておらず、キャラクターごとに結末が分かれます。資料によって筋の細部が異なるため、正史のエンディングは決まっていないと言われます。