西遊記2006 放送当時の反響と今の評価|月9の異色作
当時どう受け止められ、いまどう見られているのか。分かっていることと、まだ分かっていないことを分けて整理します。
なつかしさ ★★★★☆
この巻の要点
- 初回29.2%でスタートし、全11話が20%を超え、平均は23.2%だった(Wikipedia 記載の二次情報)
- 大人と子どもの両方に見られ、通常の月9では見かけない子ども向けCMも流れたとされる
- 第48回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で「ザテレビジョン賞」を受賞したと Wikipedia に記されている
- 放送当時の新聞・雑誌の批評は未収集。今の評価は後年の感想の傾向で、母数の小さい参考値が多い
月9で、西遊記
恋愛ドラマのイメージが強い月曜9時に、孫悟空が出てきた。当時、そのこと自体に驚いた視聴者がいた、と後年の感想には書かれています。
では実際の反響はどうだったのか。数字や受賞のほか、当時の批評が見つかっていない点も含めて、正直にまとめます。
月9で冒険だぜ! びっくりしたか? ウッキー!
放送当時の反響
分かっているのは、次の点です。いずれも Wikipedia の記載に基づく二次情報です。
- 初回29.2%でスタートし、全11話が20%超、平均23.2%
- 大人と、その子ども世代の両方に見られたことが、高視聴率の要因とされる
- 最終回や特別編には、アニメDVDやゲームソフトのCMも流れ、月9としては異例の展開
- 第48回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で「ザテレビジョン賞」を受賞
数字の細かい推移は 視聴率の推移 にまとめています。話題になった点としては、第1巻に木村拓哉が妖怪役でゲスト出演したこと、最終回に堺正章が登場したことなどが挙がります。
最終回の翌週、3月27日の特別番組では映画化が発表されました。5月19日にはカンヌ国際映画祭で製作発表があり、香取慎吾が悟空の衣装で登場したとされます。
当時の批評は、見つかっていません
放送当時の新聞や雑誌の批評は、ここでは取り上げていません。
批判的な声を創作して書くことはしません。
文春オンラインには、孫悟空を最後まで演じ切れる俳優は多くない、という趣旨で香取慎吾の主演ぶりを評価した記事があります。ただし、本作の数字や制作裏話は載っていません。
今の評価:後年の感想から
いまの評価は、公開されているレビューの傾向から見るしかありません。傾向として目立つ声は、次のとおりです。
- 香取慎吾の悟空を「ハマり役」とする声
- 猪八戒(伊藤淳史)、沙悟浄(内村光良)の配役も良い、という声
- 深津絵里の三蔵法師は、凛とした佇まいが印象的という声
- 個性的な仲間のやり取りが楽しく、肩の力を抜いて見られるという声
- 凛凛(水川あさみ)がいたずら好きで可愛い、という声
- 時代に合わせたリメイクの成功例、という見方
数字で見ると、allcinema のユーザー評価は7.0点(33件)、ランキングサイトでは3人の評価で総合82.7点でした。どちらも母数が小さく、参考値としてご覧ください。
「再評価」を裏づけるまとまった論評は、見つかっていません。一方で、出演者が後年も共演の思い出を語っています。2024年1月放送の『笑いダネ』では、内村光良が、アクション撮影前に伊藤淳史と入念にストレッチをした思い出を話しました。
賛否になりうる点
次の点は、好みが分かれるかもしれない論点です。放送当時の批評ではなく、作品の構成から整理した論点です。
- 設定の改変:名前は原作のままでも、設定の変更が大きく、オリジナルキャラクターが多い
- 悟空が術をほぼ使わない:シンプルと見るか、物足りないと見るかは意見が分かれ得る
- 月9らしさ:恋愛ドラマの枠で冒険活劇を行ったことへの驚き
家族で見た記憶と今の見方
家族で見たよね
「家族でテレビを囲んだ」という声は、CMの傾向とも重なります。ただし、具体的な視聴体験談を集めた資料は、今回見つかっていません。
いまは見る方法が変わる
配信状況は時期によって変わります。見る方法は 西遊記2006 を見る方法 で確認してください。映画版の評価は 映画『西遊記』(2007) にまとめています。
ほかの思い出話は 思い出と文化 の一覧からどうぞ。
よくある質問
西遊記2006 は放送当時どう評価されましたか?
数字の面では、全話が視聴率20%を超えました。また第48回ザテレビジョンドラマアカデミー賞でザテレビジョン賞を受賞したと記されています。
西遊記2006 は今どう評価されていますか?
後年の感想では、香取慎吾の悟空をハマり役とする声や、家族で気軽に見られるという声が目立ちます。allcinema のユーザー評価は7.0点(33件)ですが、母数が小さい参考値です。