ブラッディロア 評価|当時の点数と今の評価を比べる
あのころ遊んだゲームは、周りの目にはどう映っていたのでしょう。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- 初代は海外で概ね好評で、獣化システムが最も革新的だと評されました。
- 作を重ねるごとに海外のスコアは下がり、4 は賛否が分かれたと伝えられています。
- ファミ通のクロスレビューは、2 が 32 点、3 が 29 点、extreme(GC 版)が 32 点、4 が 28 点とされています。
- 現在の回顧記事でも、獣化ゲージの駆け引きは最大の長所として語られています。
- 不満の声は、キャラ数の少なさ、キャラの入れ替え、3 のロード時間に集まっています。
点数で振り返る、5 作の通信簿
友達と「あれ、意外と点が低かったんだ」「いや、あれはおもしろかった」と話した覚えはありませんか。ここでは、公表されているスコアを一覧にして、当時の空気を確かめます。
点数なんて、遊んだ人の気持ちとは別ものよ。
日本のファミ通と、海外の代表的なスコアを並べました。ファミ通の点数は、海外の資料に載っているものを「とされる」の形で紹介しています。
| 作品 | ファミ通 | 海外の主なスコア |
|---|---|---|
| 初代(PS) | 資料なし | GameSpot 7.7、IGN 8(10 点満点) |
| 2(PS) | 32/40 | IGN 8.8、GameSpot 6.1 |
| 3(PS2) | 29/40 | Metacritic 71、IGN 7.9 |
| extreme | 32/40(GC 版) | Metacritic GC 75、Xbox 61 |
| 4(PS2) | 28/40 | Metacritic 59、IGN 6 |
ファミ通は 28〜32 点の範囲でおおむね安定していました。一方、海外のスコアは作を重ねるごとに少しずつ下がっていきます。
初代が評価された理由、惜しまれた理由
初代は海外で概ね好評でした。とくに「獣化」がもっとも革新的だと評され、グラフィックも称賛されています。北米では発売した月に、全ビデオゲームの売上で 20 位に入ったと伝えられます。
アメリカの賞では、第 1 回 Interactive Achievement Awards の格闘ゲーム部門にノミネートされました(受賞は別の作品でした)。
一方で、惜しまれた点もはっきりしています。
- 使えるキャラが 8 人と少ない
- キャラクターの造形の印象が薄い
- 主人公級のキャラのボイスが「うるさい」と評された例がある
初代の発売は 1997 年 11 月で、同じころ家庭用では『鉄拳3』のような巨大タイトルが控えていました。その中で、獣人に変身するという一点の個性で戦っていたのだと思うと、見え方が少し変わります。
続編ごとの評価の変わり目
2 は「ビーストドライブ」の導入などでシステムが広がり、海外の媒体が「グラフィックと多彩なモードが魅力」と書いた例もあります。ただし、初代にいたキツネ、ゴリラ、イノシシが削除されたことは、遊んだ人の間で賛否が分かれました。
3 は PS2 の初期ソフトとして登場し、「気分転換になる新鮮な一作」と評されています。アーケード版は、ゲーム業界誌で過去 1 年の稼働 5 位と紹介されたこともあります。
extreme は、獣化ゲージを使った攻防を「いつ変わり、いつ踏みとどまるかの慎重な舞踏」と表現した海外評があります。その反面、基本は前作から大きく変わらないという感想もありました。
4 は海外のスコアが大きく下がり、賛否の分かれる作品として語られています。詳しい理由は資料によって語られ方が異なるため、気になる人は各作品のページから読み比べてみてください。
今になって語られている長所
近年の回顧記事は、獣化システムを再評価する流れにあります。ボタン一つで新しい技のセットが使える点や、2 のビーストドライブ、4 の体力と獣化ゲージのバランスが長所として整理されています。
2026 年の海外の意見記事は、初代を「すぐにカルト的人気になった」作品と表現しました。獣化ゲージを溜めて試合のテンポが変わる仕組みを、最近の格闘ゲームの仕組みの先取りだと論じています。
日本語のレビューでも、獣化ゲージのリスクとリターンの駆け引き、初心者でも入りやすいパンチ・キック・獣化・投げの共通操作が評価されています。獣化の仕組みは 獣化・ハイパービーストの仕組み でくわしく読めます。
復活を望む声と、いまの空気
評価の話は、続編の要望にもつながります。『ブラッディロア5』は制作されていたものの、ハドソンの消滅で中止になったと報じられました。元担当者の発言として、再活性化の可能性があったという趣旨が紹介されています。
ハドソンは 2012 年にコナミへ吸収され、2020 年にコナミが米国で商標を出願しました。リマスターを望む署名ページも作られていますが、規模は小さく、新作の公式発表は見当たりません。
それでも、署名ページを作った人が、亡き父と遊んだ思い出を動機に挙げている例があります。ゲームの評価は、点数とは別のところにも積み上がっています。
今やると気づくこと
点数より「友達と遊んだ」が残る
3 の口コミには、友達と長く対戦したという投稿が複数あります。吹き飛ばしやフェンスが壊れる演出の爽快感も挙げられています。
不満として目立つのは、3(PS2)で試合前に約 20 秒かかるロード時間です。音楽や声の好みが分かれる、という声もありました。
点数が高くても低くても、思い出に残るのは「あの対戦」だったりします。あなたの思い出は 思い出ハブ から、当時の時代背景は 年表 から続きを読めます。作品別の特徴は 作品別ガイド にまとめました。
よくある質問
ブラッディロアの評価は当時どうでしたか?
初代は海外で概ね好評で、獣化が革新的と評されました。続編は作を重ねるごとに海外スコアが下がり、4 は賛否が分かれたと伝えられています。
ブラッディロアの長所は何と言われていますか?
複数の媒体が、獣化システムを最大の長所に挙げています。ゲージ管理とタイミングの駆け引きが面白く、初心者にも入りやすい点も評価されています。
4 の評価が低かったのはなぜですか?
海外では Metacritic で 59 と低めでしたが、理由の詳しい内訳は資料によって語られ方が異なります。