システム
ブラッディロア 獣化・ハイパービーストの仕組み
同じ「変身」でも、作品によってルールがずいぶん違いました。5作の獣化を並べて、あのドキドキの正体を振り返ります。
なつかしさ ★★★★★
この記事の要点
- 獣化はシリーズ共通のシステムで、獣化ゲージを溜めてBボタンで変身すると攻撃力と防御力が上がり、体力も少しずつ回復する
- 初代は獣化中にBEAST RAVEで金色に光って加速でき、PS版ではBEAST RAVEモードが標準になっている
- 2で獣化中専用の必殺技ビーストドライブが加わり、3で一定時間強くなる超獣化が登場した
- extremeは体力と引き換えに超獣化でき、4は人間ゲージを獣化ゲージに変える仕組みに変わった
ゲージが光った、あの一瞬
ラウンドの途中、体力ゲージの下で獣化ゲージが満ちていく。「Bが出た」と気づいた瞬間、指がもうボタンに向かっていました。
人間の姿から、爪や牙を持った獣人へ。ブラッディロアを遊んだ人なら、一番に思い出すのはこの変身ではないでしょうか。ここでは、獣化のルールが作品ごとにどう変わったかを順に見ていきます。
変身したら、ぐんと動きが変わるんだよ!
シリーズ共通の獣化のしくみ
獣化ゲージを溜めて、B(ビースト)ボタンを押すと人間から獣人に変身します。変身中は攻撃力と防御力が上がり、体力も少しずつ回復します。空中コンボを狙いやすくなるのも、獣化の強みでした。
一方、獣人の間はダメージを受けるたびに獣化ゲージが減ります。ゲージが尽きれば人間に戻るので、変身は「入れっぱなしにできない切り札」という立ち位置です。
- 変身のきっかけは、獣化ゲージが溜まったあとのBボタン
- 変身中は攻撃力・防御力が上がり、体力が少しずつ戻る
- 被弾などでゲージが減り、尽きると人間に戻る
- 獣種ごとに、変身後の見た目や戦い方が変わる
作品ごとの獣化ルール
同じ変身でも、5作でルールが少しずつ違います。最初に一覧で見てみましょう。
| 作品 | 獣化まわりの特徴 |
|---|---|
| 初代 | 獣化ゲージとBで変身。BEAST RAVEで金色に光り加速する |
| 2 | ビーストドライブ導入。獣化中のみ撃て、使うと獣化が解ける |
| 3 | 超獣化が登場。一定時間強化され、ビーストドライブを撃ち放題 |
| extreme | 超獣化のリスクが大きく減り、体力と引き換えにいつでも発動できる |
| 4 | 人間ゲージを全て獣化ゲージに変えて超獣化。解けなくなる |
初代:BEAST RAVEの金色
初代では、獣化中のキャラは技のダメージが増える代わりに、動きがやや遅くなります。壁をジャンプで蹴れるようになる、という変化もありました。獣化専用のコンボは、変身していないと出せません。
BEAST RAVEは、獣化中に発動すると全身が金色に光り、一定時間スピードが上がる仕組みです。PS版ではBEAST RAVEモードが標準になっています。のちの超獣化の原型と見られている要素です。
2:ビーストドライブの導入
2では、獣化中だけ撃てる強力な必殺技「ビーストドライブ」が登場しました。使うと獣化が解けてしまうため、ここぞの一発を狙う駆け引きが生まれました。
ガードも、ライトガードとヘビーガードに分かれました。ガードブレイクの技は、ヘビーガードでないと防げません。人間のときも技をキャンセルできるようになり、手数が増えた作品です。
3:超獣化の緊張感
3の新要素が超獣化(ハイパービースト)です。一定時間、攻撃も防御も大きく上がり、ビーストドライブが撃ち放題になります。
ただし初登場時の超獣化には、重いリスクがありました。同じラウンドで一度超獣化を解くと、そのラウンドでは再び獣化できません。「いつ使うか」の判断が、そのまま勝敗を分けました。
ビーストドライブを使うと、当たったかどうかに関係なく、回復可能な体力が全回復する点も特徴です。獣化ゲージを削り切ってから、ビーストドライブを決めるのが最適だった、という声もあります。
extreme:リスクの軽い超獣化
extremeでは、超獣化のリスクが大きく減りました。ゲージが足りなくても、体力と引き換えに発動できます。獣化自体も、何度でもできます。
英語版の資料には、いつでも発動できて、タイマーが止まり、キャンセルできる場面が増えると書かれています。超獣化中にビーストドライブを使っても、人間には戻りません。獣化中は、受けたダメージの一部を取り戻せるのも魅力でした。
劣勢での切り返しにも、有利なときの押し込みにも使える設計です。ゲームに慣れた人ほど、組み立ての幅が広がります。
4:獣化ゲージが体力になる
4では、獣化の考え方が大きく変わりました。人間ゲージをすべて獣化ゲージに変えると超獣化でき、そのあとは解けなくなります。
英語版の資料では、獣化ゲージは旧作のように体力へ足すものではなく、独立した体力ゲージとして働くと説明されています。従来のファンからは評価が分かれた変更でしたが、初心者にも扱いやすい形に整理された、とも言われます。
変身にまつわる小さな発見
獣化にまつわる小ネタも、いくつか残っています。
- 3の隠しキャラ・ウラヌスは、通常のパンチやキックを出すと獣化が解ける。そのため、人間のときのほうが強いと言われる
- extremeでは、血が噴き出す表現が黄色い火花に置き換わった。4で血の表現が復活した
- 3以降は回避のしかたも変わった。2はガードエスケープ、3はギリギリエスケープ、4はカウンターエスケープ
キャラクターごとの獣種や変身後の戦い方は、キャラクター一覧 にまとめています。各作品の概要は 3の作品ページ も参考にしてください。
切り札をいつ切るか、迷った人へ
変身のタイミング、悩んだよね
ゲージが溜まっても、すぐには変身せず相手の出方を見る。友達も同じことを考えていて、お互いに動かない時間が生まれる。そんな静かな読み合いが、対戦の醍醐味でした。
遊び直すなら、まず初代で「溜まったらすぐ押す」を試してみてください。次に3や extreme で、あえて我慢する楽しさを味わうと、獣化の奥深さがよく分かります。変身ひとつで、これだけ遊び方が変わるシリーズでした。
よくある質問
ブラッディロアの獣化とは何ですか?
獣化ゲージを溜めてBボタンを押すと、人間から獣人に変身するシステムです。攻撃力と防御力が上がり、受けたダメージの一部を回復できます。
ビーストドライブはどの作品から使えますか?
2から導入された、獣化中のみ撃てる強力な必殺技です。2では使うと獣化が解け、3以降は超獣化と組み合わせて撃ち放題にできるのが特徴です。
ハイパービーストと超獣化は同じものですか?
同じ要素を指します。「超獣化」は日本語での呼び方、「ハイパービースト」は英語表記や作中表記に近い呼び方として並べて使われます。