2001年 PS2
ブラッディロア3(PS2 2001)|超獣化とエアコンボ
PS2の初期ソフトとして登場した三作目。超獣化で、試合のテンポががらりと変わりました。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- 『ブラッディロア3』のPS2版は2001年3月1日発売で、ハドソンのPS2参入第1弾。アーケード版は2000年12月13日にナムコから稼働した
- 新システム「超獣化(ハイパービースト)」が登場。一定時間ビーストドライブを撃ち放題にでき、使えるのは1ステージ1回という制限があった
- ジャンプ攻撃で追撃できる「エアコンボ」が加わり、攻撃寄りの調整になった。回避は「ギリギリエスケープ」
- 新キャラはシオン、鋼龍、ウラヌス。使用キャラは14人とされ、ウラヌスは家庭用のみの隠しキャラ
- ファミ通クロスレビューは29/40、Metacriticは71とされる。廉価版は2002年5月9日に出ている
PS2を買って、最初に遊んだ一本
PS2が発売されて間もない2001年の春。新しいハードで何を遊ぶか迷って、格闘ゲームを手に取った人もいたでしょう。『ブラッディロア3』は、そんな初期ソフトのひとつでした。ロード画面の長さに驚きつつ、動きの滑らかさに感心した記憶がある人もいるかもしれません。
PS2ってこんなに動くんだ。獣化したまま技を連発してるぞ!
『3』の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アーケード版 | 2000年12月13日、ナムコ、基板はSYSTEM246 |
| PS2版 | 2001年3月1日、ハドソン |
| 廉価版 | 『ハドソン ザ・ベスト』2002年5月9日、本体3,619円 |
| 海外 | 北米はActivision、欧州はVirgin Interactive |
『3』の発売直前に、開発元のライジングがエイティングに吸収合併されました。そのため『3』以降は、開発元のクレジットがエイティングのみになっています。PS2版は、ハドソンのPS2参入第1弾でもありました。
超獣化とエアコンボ
目玉は「超獣化(ハイパービースト)」です。一定時間、攻撃と防御が大きく上がり、ビーストドライブが撃ち放題になります。ただし初登場時には、同じステージで一度超獣化を解くと、もう獣化できなくなるという重いリスクがありました。使いどころを間違えると取り返しがつかない緊張感があったのです。
ほかにも変更点があります。
- ダウン中の相手にジャンプ攻撃で追撃できる「エアコンボ」が追加された
- 回避は「ギリギリエスケープ」になった
- ビーストドライブを使うと、命中したかどうかにかかわらず、回復可能な体力の分が全回復する
- ビーストドライブはキャラごとに2種類。一部のキャラには隠しの3つ目がある
エアコンボでコンボの火力が上がり、攻撃寄りのゲームになった、という評があります。しくみの流れは 獣化・ハイパービーストの仕組み にまとめました。
新キャラと隠しキャラ
使用キャラは14人とされます。新しい顔は、シオン、鋼龍(コウリュウ)、ウラヌスです。
| キャラ | 特徴 |
|---|---|
| 鋼龍 | 初代バクリュウの組織から生まれた、メカ忍者 |
| ウラヌス | 謎の女性。初代のウリコと同じ獣化姿で、ダッシュが非常に速い |
| シオン | 物語の中心人物。詳しくは ボスのページ で |
ウラヌスは、家庭用のみの隠しキャラです。獣化すると通常のパンチやキックが出せず、技を出すと獣化が解けるため、人間のときのほうが強いと言われています。
鋼龍とウラヌスの出し方は、アーケードで条件を満たして戦い、勝つというものです。ただしノーコンティニューなのか、ラウンドを落としてはいけないのか、条件は資料によって異なります。ウラヌスは最終戦が一発勝負で、負けるとやり直しになるという話も残っています。
初回版には、デバッグ用のモードが入っていたことも知られています。後期の出荷分では修正されました。
WOCと紋章のあらすじ
ユーゴは、人間と獣人の共存を目指すNGO「WOC」のリーダーになっています。そんな中、獣人の体に光る「紋章」が現れます。力を得る代わりに、命を危険にさらす印です。
⚠ 紋章事件の結末
黒幕は、悪意をもつ獣人のシオンでした。封印された「千の獣の石板」を解き、悪魔的な存在「生まれ得ざるもの」の力を復活させようとします。ユーゴが石板を壊して紋章は消え、シオンは自分が取り憑かれていたことに気づきます。ただしキャラごとのエンディングは異なり、公式の結末として一つに決められないとも言われます。
評価と、ロードの思い出
海外ではMetacriticが71、ファミ通クロスレビューが29/40とされます。「気分転換になる」という評価もありました。AC版は、ある業界誌で稼働が年間5位に入ったと記されています。
口コミでは、友達と長く対戦した、という声が目立ちます。吹き飛ばしやフェンス破壊の爽快感も好まれました。一方で、試合前のロードが約20秒と長く、不満に思った人が複数います。
ロード中にコントローラーを握り直した
ロード待ちの間に飲み物を取りに行った人もいたはずです。それでも、一度始まれば吹き飛ばしの爽快感と超獣化の読み合いが待っていて、「もう一戦」とボタンを押してしまいました。友達の家で夜遅くまで続けた、という思い出がある人も多いでしょう。続編の話は ブラッディロア extremeのページ へ。前作は ブラッディロア2のページ です。
よくある質問
ブラッディロア3のPS2版はいつ発売されましたか?
2001年3月1日です。ハドソンのPS2参入第1弾で、廉価版の『ハドソン ザ・ベスト』は2002年5月9日に発売されました。
超獣化とは何ですか?
一定時間、攻撃と防御が大きく上がり、ビーストドライブを撃ち放題にできる状態です。初登場時は、1ステージで一度解くと再び獣化できないという重い制限がありました。
ウラヌスやコウリュウはどうやって出しますか?
アーケードで条件を満たして倒すと使えるようになるとされますが、ノーコンティニューやラウンド落としなど、条件は資料によって異なります。