1999年 PS
ブラッディロア2(PS 1999)|ビーストドライブと紙芝居
変身したら必殺技。駆け引きがぐっと深くなった二作目です。
なつかしさ ★★★★☆
この記事の要点
- 『ブラッディロア2』のPS版は1999年1月28日発売で、価格は5,800円(税別)。アーケード版は1998年9月10日に稼働した
- 獣化中だけ撃てる必殺技「ビーストドライブ」が導入された。使うと獣化が解けるのが特徴
- ガードがライトガードとヘビーガードに分かれ、ガードブレイク技はヘビーガードでないと防げない
- PS版には、森下直親さんのイラストによる紙芝居形式のストーリーモードが追加された。オープニングは筋肉少女帯の曲
- 初代の一部キャラが外れて新キャラが加わり、入れ替えには賛否があった。ファミ通クロスレビューは32/40とされる
変身したあとの「切り札」
初代では変身して強くなるのが目的でした。二作目では、変身したあとに「いつ切り札を切るか」が加わります。ゲージを溜めて獣人になり、ここぞという場面で大技を撃つ。決まった瞬間の演出に、思わず拳を握った人も多いはずです。
今の見た!? 変身したまま撃つと、あんな演出が出るんだ!
『2』の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アーケード版 | 1998年9月10日稼働(エイティング販売) |
| PS版 | 1999年1月28日、ハドソン、5,800円(税別) |
| 副題 | BRINGER OF THE NEW AGE |
| 海外名 | 北米は『The New Breed』 |
開発は引き続きライジングです。PS版のオープニングには、筋肉少女帯の「カーネーション・リインカネーション」が使われました。ゲームのイメージとは意外な組み合わせで、印象に残っている人もいるでしょう。
ビーストドライブとガードの進化
『2』の最大の新要素は「ビーストドライブ」です。獣化中だけ撃てる強力な必殺技で、演出つきの大技として描かれます。ただし使うと獣化が解けてしまうため、いつ撃つかに駆け引きが生まれました。仕組みの全体は 獣化・ハイパービーストの仕組み にまとめています。
ガードも変わりました。軽いライトガードと、ガードブレイクまで受け止められるヘビーガードに分かれています。人間状態でも技のキャンセルができるようになり、攻防の幅が広がりました。回避は「ガードエスケープ」という仕組みです。
現代のレビューでは、獣化ゲージの使い方にリスクとリターンがあるところが評価されています。一方で、直感的に分かる部分も多く、初心者にも入りやすいという見方です。
キャラの入れ替わりと新顔たち
使用キャラは11人前後と数える資料が多く、隠しキャラの扱いで数が変わります。初代のフォックス、ミツコ、グレッグは登場せず、新キャラが加わりました。
| 区分 | キャラ |
|---|---|
| 続投 | ユーゴ、アリス、ロン、ガドウ |
| 新規・初使用 | 2代目バクリュウ、ウリコ、スタン、マーベル、ジェニー、ブスジマ、シェンロン |
ウリコは初代のボスでしたが、『2』から使えるようになります。ロンに弟子入りした設定です。初代のバクリュウは物語上でいなくなり、同じ名前の別人として2代目が登場しました。ガドウとシェンロンは隠しキャラとされますが、ガドウは通常キャラ扱いの資料もあります。出し方は資料によって条件が異なるので、確実な手順としては書けません。
紙芝居ストーリーとあらすじ
PS版では、紙芝居形式のストーリーモードが加わりました。森下直親さんのイラストで、各キャラの物語が語られます。アーケードの勝ち抜きとは別に、物語をじっくり追える作りでした。
舞台は、タイロン社が崩壊した5年後です。獣人の存在が世に知られ、人間との間に偏見と恐怖が広がっています。そこに「獣人解放戦線」という組織が現れます。
⚠ 解放戦線の正体と結末
獣人の権利をうたう解放戦線は、実は獣人優位を唱えるテロ組織でした。首領シェンロンは、ロンのDNAから作られたクローンで、元タイロン研究員のブスジマに利用されていた存在です。自分の出生を知って混乱し、ロンと対決して姿を消します。解放戦線は解散し、ユーゴたちは人間と獣人が共に生きる道を探っていきます。
評価と、あのキャラが消えた寂しさ
海外の評価は、GameRankingsで79%、IGNが8.8点とされ、初代より好意的な声もありました。IGNは映像とモードの多さを評価しています。ファミ通クロスレビューは32/40とされます。
賛否が分かれたのは、キャラの入れ替えです。キツネやゴリラ、イノシシがいなくなったことを残念がる声がありました。使っていたキャラが消えて、別のキャラに名残の技が引き継がれたと感じた人もいたようです。
推しがいなくなった
初代で使っていたキャラが選べず、しぶしぶ別のキャラを使い始めた。そのままハマった、という人もいるのではないでしょうか。
ビーストドライブの演出待ち
大技の演出を見たくて、わざと技を温存した人もいたかもしれません。友達との対戦では、ガードを固める相手にヘビーガードを崩す技で割り込む、といった読み合いも生まれました。ライトガードで受けるか、ヘビーガードで構えるかを毎回選ぶ感覚は、初代にはなかった面白さです。次の作品では「超獣化」が登場します。続きは ブラッディロア3のページ へ。初代との違いは 初代のページ とあわせてどうぞ。
よくある質問
ブラッディロア2のPS版はいつ発売されましたか?
1999年1月28日です。発売元はハドソンで、価格は5,800円(税別)。アーケード版は1998年9月10日に稼働しました。
ビーストドライブとは何ですか?
獣化している間だけ使える強力な必殺技です。演出が入る大技で、使うと獣化が解けます。キャラごとに内容が違います。
初代から消えたキャラはいますか?
フォックス、ミツコ、グレッグが登場しなくなりました。代わりに新キャラが加わり、この入れ替えには賛否がありました。