全50話 3/8 日曜 2003.4.27〜
スイス編 第13〜16話
朝陽、花祭り、嵐。4話のあいだに、ナージャの心が大きく動きました。スイス編を思い出します。
なつかしさ ★★★★★
この旅の要点
- スイス編は第13話(2003年4月27日)から第16話(5月18日)までの4話で、舞台はレマン湖畔とアルプス周辺
- 第13話でナージャはフランシスと再会し、ノブレス・オブリージュの考え方に触れる
- 第15話は嵐で足止めされる回で、母のすぐ近くにいながら互いに気づかない場面がある
- 全50話のなかでも、恋と母探しの両方が一気に動く、印象の強い編
朝陽の中に立っていた人
ゴールデンウィークの日曜の朝、アルプスの空気がそのまま画面から流れてくるようでした。スイス編は、第13話の「朝陽の中のフランシス」というサブタイトルからして、もう心に残ります。
もう一度会えたね、星の瞳のナイトさん
4話という短い編ですが、フランシスとの距離、母とのすれ違い、大人の恋の駆け引きと、後半の物語につながる要素がぎゅっと詰まっています。
第13〜16話の放送日とサブタイトル
| 話数 | サブタイトル | 初放送日 |
|---|---|---|
| 第13話 | 朝陽の中のフランシス | 2003年4月27日 |
| 第14話 | アルプス花祭りのウソ | 5月4日 |
| 第15話 | 嵐の中の家族 | 5月11日 |
| 第16話 | わからない! 大人の恋愛ゲーム! | 5月18日 |
放送日は日本語版Wikipediaによります。
脚本・演出は、第13話が成田良美・五十嵐卓哉、第14話が影山由美・山吉康夫、第15話がK・Y・グリーン・岩井隆央、第16話が影山由美・矢部秋則です。第13話はシリーズ演出の五十嵐卓哉が自ら演出している回です。
レマン湖から嵐のトンネルまで
第13話 孤児たちのために踊る
ナージャはスイスで、孤児たちのために踊ります。そこで、フランシスと再び心がつながります。レマン湖畔の孤児院が舞台で、フランシスは慈善活動に熱心な青年として描かれます。ここで彼が口にする「ノブレス・オブリージュ」という言葉は、貴族の務めという考え方で、フランシスの人柄を理解するうえで鍵になります。
この回は、朝日のなかで二人の気持ちが近づく場面が語り草になっています。サブタイトルの「朝陽」は、そのまま二人の関係の始まりを指していると言えそうです。
第14話 アルプスの花祭り
アルプスの祭りでザビーヌと友達になり、一座の興行を助けます。ナージャはどこへ行っても友達をつくる才能があります。初めて見る土地で、踊りで人の心を開いていくのは、ナージャらしい場面です。サブタイトルの「ウソ」が何を指すのかは、本編でお確かめください。
第15話 嵐の中の家族
嵐でゴッタルドトンネル付近に足止めされる回です。ナージャの母・コレットが、すぐ近くにいます。それなのに、二人は互いに気づきません。
この「すれ違い」は、第15話、第16話、第21話と何度か繰り返されます。何度も近づきながら届かない、という積み重ねが、後半の再会を待つ気持ちを支えていました。
第16話 コモ湖畔の大人の恋
コモ湖畔のパーティーで、ナージャはジュリエッタとアントニオ・ファビアーニに会います。大人の恋愛ゲームの空気が、少女の目には「わからない」ものとして映ります。そして、ミラノへ向かう一座の前に、再びコレットが現れます。
声と顔ぶれで見るスイス編
第16話に登場するジュリエッタ・サヴェリーは伊藤美紀、アントニオ・ファビアーニは堀川りょう、ナージャの母コレットは安原麗子が演じています。フランシスは斎賀みつきです。ハーコート侯爵は立木文彦が演じました。
スイス編は、短い4話のなかに、再会、友情、すれ違い、大人の駆け引きと、さまざまな関係が入っています。誰とどんな関係が始まったのかを意識しながら見ると、後半の展開がいっそう分かりやすくなります。
再視聴のときに見てほしい場面
舞台はレマン湖畔、ロカルノ、アルプスなど。一座にとっては旅の通過点ですが、これだけ強い印象を残すのは、人物の関係が動く回が多いからです。第16話ではコモ湖の名前が出て、次のイタリア編へ自然につながっていきます。ミラノへ向かう一座の前に母が現れる場面で、編が閉じるのも印象的です。
- 第13話:孤児たちの前で踊るナージャの表情
- 第14話:花祭りで一座がどんな興行をするのか
- 第15話:嵐のなかの、母とナージャの距離
- 第16話:コモ湖畔のパーティーで、大人たちが交わす会話
どの回も、背景の描き込みが丁寧です。アルプスの山並みやコモ湖の水辺など、旅番組のような楽しみ方もできます。
日曜の朝に似合わなかった?大人の恋
子どもには早かった ジュリエッタとアントニオの話は、当時の子どもにはよく分からなかった、という人が多いかもしれません。ナージャと同じように「わからない!」と言いたくなる回でした。
- 第13話:朝陽のなかの再会は、シリーズのなかでも指折りの名シーン
- 第14話:花祭りの華やかさと、サブタイトルの「ウソ」の余韻
- 第15話:嵐の音と、母のそばにいる切なさ
- 第16話:大人の恋愛模様が、子ども向けの枠とは思えない深さ
フランシスの人柄はフランシスとキースのページで詳しく紹介しています。次は、水の都ヴェネツィアも登場するイタリア編へ進みましょう。
なつかしさ ★★★★★
よくある質問
明日のナージャのスイス編は第何話ですか?
第13話「朝陽の中のフランシス」から第16話「わからない! 大人の恋愛ゲーム!」までの4話です。2003年4月27日から5月18日に放送されました。
明日のナージャでフランシスと再会するのは何話ですか?
第13話「朝陽の中のフランシス」です。スイスの孤児院での出来事が描かれます。
明日のナージャのスイス編に出てくる新しい人物は?
アルプス花祭りの回で友達になるザビーヌと、第16話のコモ湖畔のパーティーで出会うジュリエッタとアントニオ・ファビアーニがいます。